腰椎分離症

腰椎分離症

注意)このページの内容は、万々クリニック院長が、スポーツ現場や長年の診療で培った私見も記載されております(一般的に周知されている内容と異なる部分もあります)。


腰椎分離症

なんか、良く分からない病気?です。
まだまだ研究の余地がありそうです。

現在の分離症の研究の多くは、分離(疲労骨折)した骨をいかにくっつけるか(癒合させるか)に主題がおかれています。
したがって、くっつける方法(癒合方法)や、くっつく可能性のある患者さんの背景の研究(癒合させる患者さんの選別)がほとんどです。

しかし、ほんとうにそれだけで良いのでしょうか?

今後は徐々に、研究や議論すべき内容が以下の項目に変化していくはずです。

・「青少年の分離症やすべり症が腰痛の原因となることはまれである」という海外の研究発表も1996年頃からあるが、骨をくっつけないと(癒合させないと)何が問題なのか。その問題のおこる確率は?
・分離したままだと腰痛を繰り返すというが、分離が治った人や健康な人との差があるのか。
再発する確率は?
・分離症の診療で、MRI検査やCT検査にかかる費用は? 費用対効果は? ・CT検査の放射線の被曝量の問題は? ・腰痛が1週間以上続く学生の半数以上に分離を認めるとも言われているが、腰椎の分離とは、人間にとってどういう意味が隠されているのか? 生物学的にもっと意外な意味があるのではないか? 純粋に病気と考えて良いのか?
・学生に「疲労骨折」という言葉で伝えて良いのか?


腰椎分離症

その治療はあなたにとってベストですか。
「分離」しているから痛い?
「すべり症」になる?
言葉だけに惑わされないこと。

1782年に発見された腰椎分離すべり症。まだ解明がされていないことも多い病気です。
腰椎の分離(疲労骨折)は、腰痛が全くない人にたまたま検査で判明することの方が多くあります。
ですから、腰痛のほんとうの原因が分離かどうかが大切なポイントになります。

放置して良いわけではありませんが、この病気だけが原因で手術が必要になったり、後遺症になったりした方はほとんど居ません。

注1)遺伝性が強い。実は分離症は家族内発生が多く報告されています。


患者さんの価値観によって治療は変わる。

あなたが治したいのは、
腰の痛みですか? 
分離(骨折)していることですか? 
スポーツのパフォーマンスですか?
それとも練習を休まないことですか?


上記は全て診療・治療方法が異なります。


コルセットをしたのに、骨がくっついていないと言われた!

コルセットをしたのに骨がくっつかない人がいますが、
最初からくっつく見込みが全くない人の特徴が判明しています。
また、将来【すべり症】になる確率も患者さんの背景別に徐々に判明してきています。
腰痛から解放されることと、骨がくっつくこととは別の問題ではありますが、
無駄な努力や無駄な時間や治療費を費やさないようにしましょう。

コラム)すべり症は腰痛の原因となるのか?
すべり症になっても痛みを治療することはほとんどの患者さんで可能です。また、医師の中には、すべり症そのものが腰痛の原因となることはまれである(非特異的腰痛のひとつ)と考えている方もいます。


分離症 サッカー

担当の医師とのコミュニケーションが大切

命にかかわる病気ではないからこそ、治療方法や治療ゴールが、患者さんよっても、医師の考えによっても変化します。
お互いのコミュニケーションが大切です。ただ、現在の保険診療ですと、医師が患者さんに向き合う時間も限らざるを得ない部分もあり、患者さんやご家族もご協力いただく必要があります。


以下のようなことで悩んでいるなら相談を。

・3ヶ月〜半年はスポーツや体育を休むように言われた。
・コルセットをして安静にしたのに、骨がくっつかない。
・痛みは無いのに治療が必要と言われた。
・レントゲン検査をしただけで3ヶ月休むように言われた。


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