高知県高知市のサッカー医学を得意とするクリニックです。外科 整形外科 形成外科 スポーツ整形外科 スポーツ内科 疼痛緩和 整形内科 
医療法人村山会 外科・整形外科・スポーツ医学

         
  ☎︎ 088-820-1177

間違いだらけの腰痛治療
日本人の2,800万人が腰痛で悩んでいます。
だから珍説、俗説、奇説がひしめきあいます。


85%が心配しなくてよい腰痛。
15%が心配しなければならない腰痛。

どちらのタイプの腰痛かを、医師に確認。

 腰痛患者さんの85%は、「(誰もが納得する)原因が特定できないもの」です。しかしご安心ください。この「原因が特定できない腰痛」こそが、心配しなくてよい腰痛です。
 むしろ「原因がはっきりする腰痛」の方が問題になります。それは例えば、骨のガン(乳がんや前立腺がんの転移etc)、骨の感染(化膿性脊椎炎etc)、骨の圧迫骨折(骨粗鬆症etc)、内蔵の病気(尿路結石、腹部動脈瘤、膵炎etc)、神経根症状のある腰痛(椎間板ヘルニアetc)などが該当します。
 まずは診療所やクリニック(医師)で、どちらのタイプの腰痛かの診察を受ける必要があります。




心配不要の腰痛の治療は難しい。

現在の日本の医療だと治る確率は低い。

 85%の「心配不要の腰痛」ですが、「早く治る」という意味ではありません。原因が特定できないからこそ、効果的な治療が存在せず、すぐ治る人もいれば、何年も悩む人もいます。
 さらに、日本の腰痛治療(病院、診療所、接骨院、整骨院 等)では、腰痛は治しにくいのが現状です。その理由の一部を紹介します。

理由1:日本の文化や国民性、医学教育として、「腰痛は形の異常が一番の原因」と捉えている(狭くなっている、曲がっている、出っ張っている、凹んでいる、ずれている、歪んでいる、折れている、割れている、捻れている、膨らんでいるなど)。
(腰痛の原因は形の異常だけではなく、むしろ形以外にヒントがあることが多い。)


理由2:日本は、あたりまえの治療、教科書的な治療、標準的な治療を重視する医療である。もちろんそれによって、どこの病院や接骨・整体院でも平均的な医療や医業類似行為は受けられるメリットはある。しかし見方を変えれば、どこの病院・接骨/整骨院、整体院に行っても「同じような治療や施術で治らない」とも言える。ただ、こういう状況は、日本の国民保険制度が「徐々に変化してきた最近の日本人の意識や行動」に合わなくなってきたことも要因。





安静神話の崩壊。

動けるなら動きましょう

 腰痛患者さんに安静と求める治療方法は、「医師が犯した最大の罪」と言われています。安静が、次の体の不調へと繋がっていくのです。

注1)ただし、15%の「原因が特定される腰痛」の方は原因の治療が必要です。


注2)腹筋や背筋を鍛えること自体は悪いことではありませんが、腰痛の治療にはなりません。筋力トレーニングは腰痛が治ってから行うものです。





MRI検査は腰痛診療では有用性は低い。

画像検査は「諸刃の剣」



検査が不要な訳ではありません。ただ、画像検査は基本的に、「今の腰痛が、命に係るような異常や、後遺症を残すような大きな異常とは関係がない」ことの確認のためであって、「腰痛の原因を調べる」ものではありません(米国やオーストラリアなどでは初診時に原則として画像検査は行いません)。
 また、形の異常(ヘルニア・変形・分離・狭窄・すべりなど)が検査で見つかっても、痛みがない人のほうが多いことがわかっています。ですから、病名や形のことだけで病態の善し悪しはわかりませんので、「ヘルニアがあるから」とか、「骨盤が歪んでいるから」、「変形があるから」、「神経がつぶされているから」、「脚の長さが違うから」、「姿勢が悪い」、「疲労骨折があるから」などという表現だけに惑わされないようにしてください。




どのような治療が効果があるかは、個々の患者さんで異なる。

日本の保険診療は個別の治療が不得意です。

 どのようにして治すかは、保険診療では医師が決定するきまりになっています。しかし、その治療の情報を知って受けるのと、知らないで受けるのには大きな差があります。
・痛み止めの飲み薬は4週間以内の腰痛なら治療効果があります。
コルセットは科学的に治療効果は証明されていませんが、好む方はいらっしゃいます。
牽引治療も好む方はいらっしゃいますが、科学的に有効性はなく、危険性すらあります。
・発症から3ヶ月以内の腰痛には運動療法の治療効果は科学的に認められていません。
注射は「少しの間、痛みを和らげる」にはl効果あり。治す効果は科学的に証明無し。
・1ヶ月以上続く腰痛の場合、他人にしてもらう治療のみ(電気、マッサージ、鍼、お灸、整体など)だと、さらに痛みが長期化する恐れがあります。
・肥満や運動不足と腰痛の明白な因果関係はありません。
医師との話し合いは科学的に有効だが、日本の保健医療制度(短時間に多数の患者さんを診ないと医院経営が成り立たない)では難しい。

※接骨院(整骨院)の先生は医師(ドクター)ではありませんが、柔道整復師という国家資格で医療行為が法律で認められています。ただ、病気の診断やレントゲン検査や画像診断(読影)、血液検査などは法律で禁じられています。また手術や傷の治療、注射行為や薬の処方などもできません。保険診療は、外傷性の疾患による骨折・脱臼(医師の同意が必要)、捻挫、打撲、挫傷のみとなっています。慢性の腰痛などでは、健康保険は適応してはいけないことになっています。


※鍼灸院の先生も医師(ドクター)ではなく、はり師・きゅう師という国家資格です。柔道整復師と同じく、病気の診断やレントゲン検査や血液検査が法的にできません。また手術や傷の治療、注射行為や薬の処方などができません。なお、鍼灸の保険治療には医師の同意書が必要となります。


※マッサージ師は、あん摩マツサージ指圧師という国家資格です。施術(治療)には医師の同意書により健康保険の療養費も適用されていますが、健康保険の療養費適用疾患は筋麻痺と関節拘縮等に限られます。


※整体院やカイロプラクティック、気功、◯◯式マッサージなどの方は、整体師と呼ばれますが、一般人です。資格も必要無く、何の届け出もなく開業できます(民間の資格もあるようですが)。医療行為が法律で認められていません(医業類似行為)。





万々クリニックに立ち寄ってください。

以下のような腰痛で悩んでいる方、「ダメもと」で当院に相談してみてください。

腰痛の原因がはっきりしないと言われた。
整体やマッサージ、鍼灸に通ったが、効果があるのは数日だけ。
MRI検査で、椎間板や腰椎に異常があり手術を勧められている。
腰椎分離症(疲労骨折)でスポーツを休むように言われた。
このままだと将来手術になると言われた。
椎間板ヘルニアと言われた。
腹筋背筋を鍛えないといけないと言われた。
ストレッチが足りないと言われた。
運動不足や肥満が原因と言われた。
腰の手術後だが最近調子が悪い。
腰痛で 手術をしたにもかかわらず、治らない。
脚のしびれがあり、 腰部脊柱管狭窄症と言われた。
腰椎すべり症と言われた。
運動やリハビリをしてるが治らない。
接骨院、整骨院で骨盤が歪んでいると言われた。
薬(ロキソニンやボルタレン)を飲んでいるが治らない。
牽引をしているが治らない。
ずっと注射をしている。
長い間、接骨院で電気をかけているが治らない。
整体院やカイロプラクティックで高額な費用を支払っている。




スポーツと腰痛。

選手の脳(思考)が、選手自身を守るために、痛みを感じている。

 選手の脳(思考)が、自分の「体」や「心」を守るために、痛みを出している場合が多く見受けられます。なので、無理に痛みを取ろうとすると副作用が出たり、パフォーマンスが落ちる場合もあります。逆に、ちょっとしたきっかけで痛みを感じなくなる場合もあります。スポーツと腰痛治療は難しいですね。

ナダル選手の腰痛。

腰の手術後のタイガーウッズ選手ですが、経過は良くなくツアー離脱中。

プルシェンコ選手も地元のソチ五輪で棄権に。

新体操の田中選手も腰痛がきっかけで引退。

リベリー選手も腰痛でワールドカップをキャンセル。

マドリードオープンのナダルとの決勝戦では腰痛で棄権した錦織選手。