セルフケアは肉体だけですか?

 
最近のスポーツ傷害(ケガや痛み)の治療の考え方が変わりつつあります。今までの体(肉体)を治療することから、脳・思考・心の治療のほうに重要度が増しているのです。セルフケアも同様です。運動や体操、ストレッチ、リハビリテーションよりも、認知療法、メンタルケア、痛みの勉強などの脳(思考)への診療がより重要性が増しています。しかし、それは一朝一夕に獲得できるケア技術ではありません。ジュニア世代から、少しずつ、脳・思考・心を中心としたスポーツ医学を勉強していってください。講義や書物で勉強することだけでなく、万々クリニックの院長やスタッフの言動を見つめていただくことでも、それはできると考えています。

メンタルトレーニング・意識改革・脳科学

スポーツの勝敗は何で決まるのでしょう。 体力、技術、戦術、備品用具の差は大きな要素ですね。ただ、このような部分はレベルが高くなってくると、どこのチームも大きな差はでてきません。競技レベルが高くなればなるほど、また過酷な環境になればなるほど、脳・意識・思考・メンタル、そして選手個人の哲学、チーム(指導者)の哲学の差が、勝敗に係わってきます。
ケガや痛みの治療も同じです。早く復帰するためや、練習しながら治すのであれば、選手の思考やメンタル・自己認知・コミュニケーション力と、さらには医師の治療哲学が必要です。それは例えば、なぜ治療をするのか、なんのために治すのか? などに答えを出さねばなりません。